ナオキ的備忘録
12/6昼公演ベースに観劇ごとに加筆
- 「おなかすいた…」
- 「あぁー!!!冷たっ!!!」
- 「なにこれ…なんでびしょ濡れ…」
- 「頼みを聞いてもらえるまでは帰りません」
- 松川「座り込みか」「座り込みです」松川「座り込むな!」「座り込みますぅ」
- 松川「じゃあそうしてろ」「…え?…なにしてるんです?」松川「見てわかんねえのか。水溜めてんだよ」「えっとぉ…なんのために?」松川「動くなよぉ」
- 「なぜなら!さむくてこごえそうになるから…」
- 「そんなお金あったら修理なんかしないで新車買います」松川「じゃあ新車買え」「えっ…だってここは修理工場ですよね、?」
- 「うがい、手洗い、消毒…」松川「そっちじゃねぇ!」
- 「見積もりだけで30万って…そんな無茶苦茶な…」
- 「名前書けっていうから…」
- 「えーうそ…」
- 「詐欺だ!こんなの詐欺ですよ!」
- 「お願いします!僕を使ってください!働いてお返しします!」
- 「雇ってくれるんですか!?」松川「まだ雇うと決まったわけじゃねぇ!」
- 「びしょ濡れ、ーくしょんっ」
- 松川「つなぎ」「うなぎ?」
- 「寒いの苦手なんだよなぁ、暑いのもなんだけど」
- 「あーほんとだ、びしょ濡れですね!気づかなかったー!」マコト「そんな訳ないでしょう」
- 「わるいねっ、僕の方が一足先に…」
- 「考えこまないでくださいよぉ」
- 「車の修理させたらすごいらしいんだよね」
- 「修理費が高すぎて、払えなくて」
- 「そうだった、そこに隠れてたんだ…」
- ダイスケ「じゃあなんでこんなところにあんだよ!」「なんででしょう…?」
- 「なぜなら!本当に知らないから…」トオル「ウソはついてないみたいだけど」ダイスケ「…そうだな」
- 「一気に4つも持つんじゃなかった…」
- 「あれ?ミクちゃんもう大丈夫なの?」
- 「ミクちゃん結構軽々持つんだね…」
- 「その方が僕にとっては好都合なんだけど」
- 「…ねぇそんな軽いっけ…」
- 「僕の車拭いてくれてるの?」ミク(頷く)「いいんだよ。どうせ当分は動かないんだから」ミク(首を振る)「…そう?じゃあ、お言葉に甘えて…。って、お言葉はなかったんだけどね!…あぁー!そういう意味じゃなくて!」ミク(頷く)「…日本語って難しいなぁ…」
- トオル「おはよー!」「お早くないけどね」
- トオル「ここのつなぎダサいからさ」「僕は着てるけど」
- 「めちゃくちゃ働いたもんねー!」
- 「あーあ、嫌われちゃった」トオル「そうかな?照れてるだけだと思うけど?」「なにその謂れのない自信」
- 「邪な目的がある」
- 「根掘り葉掘り」
- 「なぜなら!僕が知りたいから!」
- 「ト、オ、ル」
- 「おたくって呼ぶのやめてくれない?」
- 「ナ!オ!キ!」
- 「この車のこと!ご存知なんですか?」
- 「これ僕のなんですが…」
- 「ヒトの車を勝手に売ろうとするなんて」
- 「7、8万…しち、はちまん…」
- 「僕には何もないけど、名前だけはある」トオル「…なんか意味深だね」
- 「頼むよ!何でも言うこと聞くからさ!」
- 「なにトオル、めちゃくちゃ詳しいじゃん!」トオル「これくらい業界にいたら常識だよ」
- 「ナオキだけど」
- 「フィアットすごいぞ!」
- 「もっと話を聞きたかったのに…」
- 「ねぇ、君はどんな車なの?その小さな体にどんな魅力があるの?どんなとこが父さんに好かれてたの?どんなとこが、僕より良かったの?」
- ダイスケ「早く言えよ!」「言おうとしたのに…」
- 「それじゃあ!…追いつけっこないですよ」ダイスケ「…そうだな」
- ダイスケ「免停の人間にライセンスが下りると思うか?」「下りないんでしょうね…」ダイスケ「ったりめーだ!」
- 「スーパーGTってなんですかー!?」
- 「今そんなことになってるんですね」
- 「すいません、この話どこまで続くんでしょう…?」
- 「止めないと撃つよ…!」ダイスケ「なんでお前俺に銃向けてんだ!」「…間違えたぁ…!」ヤス「すっごいユーモア」
- 「撃ちますよ!」
- 「おかしくない!」
- 「そうだよ、そのとおり!」
- 「負け犬じゃないし、遠吠えも…」
- 「ふたりは、知り合い!?」
- 「ずるい!なら、そっちの銃もこっちに預からせて」
- 「なんで松川さんはそんなやつらに恨まれてるの?」
- 「ねぇ大丈夫?」
- 「父さんも僕も報われない!」
- 「父さんの形見なんです」
- 「嘘だ!騙されないぞ!」
- 「ここにフィアットってエンブレムが」
- 「まがいもの…」
- 「そんなの、惨めすぎるよ!」
- 「父さんは決していい父さんじゃなかった」
- 「ダイスケさん、こちら、お兄さん」
- 「睨んだとおりって?」
- 「ごめんなさい、よくわかりません」
- 「ありがとう…」
- 「着服するつもりでしたね!?」
- 「父さんの夢が詰まった車です」
- ダイスケ「トオルが…」「人に頭を下げてる…」
- ダイスケ「ひゃくまん!?」「1年で1200万だから…」ダイスケ「1200万×15年で…あぁー!計算できねぇ!」トオル「1億8000万だよ!」「いちおくはっせんまん!?」
- 「ダイスケさん、みんなっていうのは…」ダイスケ「ここにいるみんなだよ!」「僕も入ってるの?ダイスケさん」ダイスケ「当たり前だろ!」「ダイスケさん…ダイスケぇ!」
- 「トオル、一緒にやろうよ!君がいたら心強いよ」
- 「もちろんだよ!」
- 「そうこなくっちゃ、トオル!」
- 「こちらこそ、トオル」
- 「新しいチームの誕生なんだよ!?調子乗っていこう!」ダイスケ「っそうだな!」
- 「みんなでやればなんとかなるんじゃないですか?」
- 「痛そうだから本当はイヤだけど…」
- 「痛っ」
- 「心配だから外の様子を…」トオル「袋叩きにあってるところをあいつが見られたいわけないだろ」「それはそうだね…」
- 「やっぱり様子見る?」
- 「泣いてるの?」ダイスケ「泣いてねぇよ!」
- トオル「は、や、く、し、ろ。早くしろだってよ」ダイスケ「あ、い、し、て、る、だよ!!!」
- 「そりゃあダイスケさんでしょ!」
- 「僕が運転するの!?」
- 「頑張ります…!」
「本日はまことに!」
\ありがとうございました!!!/
2015.10.05
最近、じぶんでもびっくりするくらい、こしおかくんのことがすきなので、だいぶ気持ち悪いブログになった、という自覚はある。今後、見返したじぶんに、どうか、引かれてませんように。
27歳ラストのこしおかくんを見たのは、テレビと、さらにスマホ越しだった。1年前、初めてゴゴスマに出演した27歳のこしおかくんを見る術は、Twitterに上げられた画像を見るしかなかった。あれから1年経って、28歳最後のこしおかくんもまた、ゴゴスマだった。あの日、手のひらのなかで見るしかなかったゴゴスマは、先週から関東でも2時間放送が始まった。家の、テレビに、映っていた。
たかが1年、されど1年。短く感じたこの1年だけど、それに見合わないほどのいろんなことがあった。
ゴゴスマへのレギュラー出演。博多座SHOCK。KinKi Kidsのコンサート。カウコン。青山劇場ラストのPLAYZONE。福越だけの帝劇SHOCK。関東でのゴゴスマ放送開始。クリエ。初主演舞台発表。ゴゴスマ感謝祭。初のオリジナル曲、どしゃ降りヒーロー Alwaysふぉ〜ゆ〜。REPAIR発表。壊れた恋の羅針盤。折々のテレビでのバック。雑誌の取材。ラジオ。
1年前なんてすぐこの前のような気がするのに、この1年の間にこれが全部あったなんて信じられない。
ほんとに、この1年の間に、新しくて様々なこしおかくんが見れた、とおもう。たくさんのお仕事の中で、わたしが見れたのはごく一部だけど、それでも、この1年の間にたくさんの新しい好きなところが出来た気がする。1番は、やっぱり「クズな役がハマってた」ところかもしれない。次点で「王子じゃない、ちょっと金持ってるだけ」発言かな(笑)
ひとつひとつが楽しくて嬉しくて、こしおかくんにとっても、そうであったらいいな、と思う。そして、また新たな1年も、そうあってほしい。いや、それ以上になってくれる分にはいくらでも構わないけど。
こしおかくんは、おもしろいひとだと思う。意外性のあるひとだと思う。特に最近のぴたラジのこしおかくんは、すごくおもしろいと思う。どっちかというとツッコミだけど、いじられることもある。金持ちキャラだけど、ハゲキャラでもある。だんだん持ちネタみたいになってきてる。育ちはいいはずなのに、たまに口が悪くなる。残念で、天然。でも、SHOCKで「光一くんの命は僕が守ります!」って言った越岡くんはすごくかっこよくて、クズだけど憎めないルベールを演じきっていたのもかっこよかった。なにもかも全部こしおかくんの魅力だと思う。だから、もっとたくさんの人にラジオを聞いてもらいたいし、テレビを見てもらいたいし、こしおかくんの魅力を知ってほしいと思う。もちろん、わたし自身も、新しい1年も、いろんなこしおかくんを見て、こしおかくんをより好きになる1年がいいと思う。
越岡裕貴くん、お誕生日おめでとうございます。
今日からの1年が、今日までの1年よりずっと素敵な日々になると、信じてる。
29歳のこしおかくんに、幸あれ。
壊れた恋の羅針盤かるた(仮)
あ あらまっちゃん
い 今ちょっと表立って動けなくてさ
う 嘘ですって!?
え エドガー、頼む!
お 弟をよろしくね
か 彼は占い師なんです!
き 君は本当に最低だな!
く
け 芸名ってことにすればいいだろ。
こ 恋はでまかせ大作戦
さ サンチェー…嫌い!嫌い!嫌い!!!
し 人生嫌なことは忘れる
す STAP細胞は、あります!
せ
そ その日は我らがばぁちゃんの80歳の誕生日だった。
た
ち ちったぁネットニュースくらい見ろや!
つ
て では、会わせて差し上げましょう!
と 時は金なり、恋は非現実
な なんで君に話しちゃったんだろう。
に
ぬ
ね 姉さんよ〜!
の のし上がれてねーじゃん
は バカ!!!
ひ 人に認めてもらうのは、幸せです
ふ ブリアンだとぉ!?
へ ヘリで飛んできたのよ〜!
ほ 褒められてるのかな!?
ま マリアンヌさんです
み
む
め
も もう言うこと残ってない!
や やっぱり…俳優か何か?
ゆ
よ ヨットも浮かぶさ、浮力があるんだから!
ら
り
る
れ 例の件、よろしくな!
ろ
わ
春を想って夏にさよなら
8月、熱帯のシンガポールに、わたしが行ったのは、春を見るため。
滝沢歌舞伎の春っていうのは、わくわく感だと思う。新入生、新学期、新社会人…あらゆるところで"新"が付く春は、新たな世界への期待や希望を持って、人々も社会も色めき立つ、わくわくした気持ちにあふれた季節だと思う。舞台機構やセットの違いはあっても、「春の踊りは、よぉいやさぁ!」の声も、その声を合図に始まる力強い音楽も、落ちてくる"滝沢歌舞伎"の文字も、フライングまでのダンスも、全部わたしをわくわくさせてくれる。春の踊りが始まれば、そこはわたしの中で、4月の新橋と変わりなかった。そこにあったのは、春だった。躍動感と、期待と、華やかさと、そしてほのかに優美さをまとった春だった。
シンガポールで、滝沢歌舞伎を見た、向こうの人たちは、なにを思ったのか。日本生まれ日本育ち純日本人で、ジャニヲタとして、えだくんが見たくて、新橋と同じようにシンガポールまで行っちゃったわたしには決してわからない。太鼓とか、殺陣とか、刀投げとか、ダンスとか、わかりやすいところの反応は、やっぱり大きかったと思う。だけど四季の表現になにを思ったか。フライングやアクロバットやダンスをどう思ったか。鼠や五右衛門や義経をどれくらい理解できたのか。どれが好きで、どこが1番おもしろかったか。わたしにはわからないけど、楽しかった、かっこよかったって思ってくれてたらいいなって思う。自分の好きなものを、同じく好きだと、素敵だと言ってくれる人は、多い方が楽しいし嬉しい。*1
自分が逆の立場だって、そうだ。世界にはわたしの知らないことがたくさんあって、その中にはわたしが今好きなことよりもっと好きになることがあるかもしれなくて、すごく楽しいことがあるかもしれなくて。ないかもしれないけど。どんなことも共有する方が楽しいって、ここ何年もずっと感じてきたこと。
伝わらないかもしれないけど、やっぱり義経をもっと、ちゃんと、やってほしかったと思う。確かに、複雑だし、ある程度基礎知識がないと、理解できないかもしれない。セリフの問題もあると思う。だけど、伝わるかもしれない。セリフやシーンは、少し省いても、弁慶や三郎と義経の関係とか、伝わると思う。その上での殺陣は、また、違うと思う。それも、伝わると思う。殺陣は、芝居だから、ただ戦ってるんじゃなくて、そこに感情があることを見てほしいと思う。だって、わたしはそんな半蔵を見て、半蔵を、えだくんを、好きになったから。
今年の春の始まりは、雪だった。今年、再び見られることになった春は、真夏の熱帯での春だった。次の春は、どんな春かな。
ありがとうシンガポール。
楽しい春が、わたしの夏の終わり。
TAKIZAWA KABUKI 10th Anniversary in SINGAPORE
滝沢歌舞伎シンガポール公演備忘録。
基本的には、春の新橋を凝縮した感じ。そこにシンガポール要素がちょっとずつ入ったり、ナレーションが英語になったりといったつくり。
(主にえだくん大体えだくん。ニュアンス。思い出し次第追加する、かな、?)
TAKIZAWA KABUKI Overture
- 幕が開くと、吊るされた白い布と、舞台中央に「The TAKIZAWA KABUKI」の大きな本。
- 下手に泰観が出てきて、泰観のバイオリンで始まる。
- ダンサーさんとバトンの人が出てきて、本をめくる。新橋でやってた本の中に入っていくやつはできないので、本を回収してハケる。
- 奥の幕が開いて、タッキーが登場。新橋同様、「春の踊りは、よぉいやさぁ!」でフライング。
- 黒字に赤の「滝沢歌舞伎」の幕の滝。白字に赤の「舞」の幕。
Opening
- 幕が落ちると、スタンバイしてるキャスト。えだくんは下手側で申樹と幸大に支えられて担がれてる。
- 掛け声と共に降りたえだくんは、下手までフックを取りに行ってセンターの台の裏に消える。
- いつもフライングでタッキーが出てくる山車みたいなのが、台の上に扇子?みたいなつくりに代わっていて、いつも通りフッキングの準備はえだくんのお仕事なんだけど、フックを裏まで持っていった後しばらく出てこない。タッキーのフライングが始まってから出てくる。
- その後はたぶん基本変わらず。春も言ってたと思うけど、They武道3人でセンターで踊るのすごい楽しそうですき。
- キャッチと外すのも変わらずえだはやのお仕事。
- いにしえのThey武道は上手から3人出てきて、その場で踊る。ここがソリ*1みたいな感じで3人固まって踊る。今年はいにしえにはやしくんがいなかったから、ここで3人固まっていにしえ踊ってるのが一層よかった。
- 新橋でやってた、後ろのモニターを使って時間差でどんどん連なっていくやつもあったんだけど、セリがなくて段差がないのでちょっと変な感じだった。この時Theyはセンターに縦に並んでて、前から林江田山本。
- いにしえの後半はThey武道センターだった。
- 2階からのフライングのキャッチはえだくんひとり。
- いにしえ後、まどめいどは残って、階段動かして舞台作り。その間シンガポールの子供たちが、日本の四季の紹介。途中から河合北山が出てきて舞う。
- 最後はまどめいどの作った舞台上で、幕使って消えるやつ*2。
- 鼠小僧の説明から始まる。鼠の説明自体はたぶん変わってなくて、英語になっただけ。映像も変わってない*3。
- 天井下すぐのところから、鼠に扮したタッキーが降りてくる。新橋より高さありそうに見えた。
- 河合北山が使ってた台の上に千両箱。
- 千両箱担いだところで、音がなって、一階両脇の扉からSnow man出てくる。舞台上では両袖からまどめいど亮太*4。
- 「「「「「鼠、Don't move!」」」」」
- ところで「御用だー!」がなんで「Don't move!」なの。
- アクロバティック鼠小僧はそのまま。
- えだくん上手から下手に向けてロンダートバク宙?アクロがえだくんぽくない。
- 小芝居はない。
- はしごに登る。亮太、支える組だけど身長的に届いてなさそう。はしごの後ろ側。
- 板の上に乗るやつ*5を台の上でやる。落ちるのはかなりギリギリの位置。最後まで押さえてるのは宮舘。
- 台の後ろにハケて階段登る。移動式の階段を動かして、一番上から、オケピの中に向かって落ちる。悲鳴と歓声。
- 当たり前だけど、誰にもお世話になってないので「これは礼だ!」がない。
- けど小判は尋常じゃなく降ってくる。3階は痛い。こんなにいらないってくらい降ってくる。終演後そこら中に小判。
Ghost〜Princess Kiyohime
- 1階に新橋同様おばけ登場。悲鳴。わざとかサクラかってレベルでベタか悲鳴が上がるので同時におそらく日本からの遠征組のクスクス笑い声があがる。なんだこれ。
- いつだか「oh my god!」って言ってた人いた。
- その間に舞台上にMASKセッティング。
- お化けに紛れてMASK組が出てくる。
- 舞台両袖から清姫の蛇出てくる。
- 清姫は出てこないままMASKに繋がる。
- 清姫、どこ…???
MASK〜MASK Changing
- 新橋では両袖から台に乗って現れてたえだはやは、センターで一つの台に乗って現れる。すごい狭そう。
- 狭いから少しズラして踊るのがなんだかすき。
- えだはやは階段少し降りて、大きな扇子を動かして、その後ろからタッキー登場で変面。
- えだくんかっこいい。
Japanese Drums "Taiko"
- 立ち位置はたぶんあんまり変わってない。
- 声出し微動だにしないえだくん。
- 腹筋太鼓のえだくんはずっと殿見てる。
- やっぱり太鼓後の歓声は予想通りだった。
Takizawa Suite
- 太鼓後、佐久間の舞。
- 最初は赤いロングベスト着てる。途中から脱いで全身黒。
- えだくん、アクロ要員。
- これも立ち位置は変更なし、なはず。
- 殿河合北山の後に控えるちっちゃいふたり(もちろんえだりょ)がかわいいのにかっこいい。
- ダンス系では組曲が一番歓声大きかったイメージ…。
- 影絵。日本のより短め?
- 影絵後、Believe yourself
Takizawa Troupe
- 今までの歌舞伎紹介。上手の幕裏に殿と黒子はやしくん。
- 紹介が終わると、北山の書道。
- 下手で歌う河合。
- 書く文字は、書く前に紹介される。
- 墨移動役の稲葉くんと申樹。
- 主に墨の入った桶を移動させるのは稲葉くん。申樹は筆の受け渡し。
- 申樹の手の添え方が綺麗だった。
- はやし黒子さんは、左手の使い方が苦手。同時に両手で違うことができない。ちらちら書道の方見る。なんか必死。
- 口上はシンガポールの子供たち5人。滝沢歌舞伎の傘持ってるやつ。
Takizawa Kabuki
- Snow Manの秋の舞から。
- 「「「「「五右衛門、うごーくなー!」」」」」
- えだくん、はしごセンター下手。
- はしご運ぶ時向かいのJAEさんの身長が稲葉レベルだったので身長差すごい。
- 舞台前方ではしご登るやつ。監督えだくん。
- 河合北山殿乗っけてはしご動かす時、相変わらず頭は下向き。
- その後、河合が後ろに倒れるから、そのまま頭引っ込めてる。終わった後顔上げて殿の服直す。
- はしご片付ける時、えだはやは手を離してハケる。
- 2階ボックス席から刀投げ。歓声。
- ラストは同じ。上手から下手に連続していくやつ。
- まどナレーションのお七。いけたんが艶かしい。
- センターに亮太。えだくんは上手の1番センター寄りの位置で、布の後ろからアクロで登場。
- えだりょでやってたお七の赤い幕引くのはえだくんと佐久間になってた。櫓に登ったところでアイコンするふたりがかわいい。
- 鶴は変わらず狩人They武道。
- 河合が薮より身長差がなくて、全体としていい感じのサイズ感。
- 弓を引く時、指が反り気味なえだくん。
- 弓を放った後、反動で顔を左に倒すから髪が一気に右分けになる。
- くるくるくるくる、ぴょん。
Singapore Kids
- シンガポールの子供たちが出てきて、ダンス。一人一人写真と名前がモニターに出る。
- 上を向いて歩こうは、歌は日本語、モニターに英詞。
- 子供たちと戯れる殿河合北山Snow Man。
- 佐久間がさくぴーすしてた。
- いわふか、だてなべ、あべさくで踊るところあり。
- ラササヤンからぜいまどめいどがきひろJAEさん出てくる。
- 客席降り、通路でダンス。
- やまもとくん、ひとりだけ動きが大きすぎる。
- 途中でえだはやはステージ上左右にハケて、手品の準備。
- 待機中えだくんは子供たち見てたり*6、タッキー見てたり。
- ミルクを片付けるのはえだくんの仕事だってはやしくんの態度が示してた。
- Shadow Dance組は手品後消える。
- いけたんは泰観で遊ぶ一方で、歓声を一身に浴びる松本ワールドワイド幸大さん。
Projection Mapping Performance
- という名の、Shadow Dance。
- かっこいい。
- 漢字増えた?
- 基本変わってないと思う。
- かっこいい。
Yoshitsune (Sword Fight)
- OPの映像は同じ。
- 坂じゃないし木製じゃないし無機質な階段。
- 三郎に刀を渡すところだけ、やる。
- They武道だけ緑っぽい衣装。新橋と同じ。
- えだくんの殺陣が半蔵っぽくない。
- 弁慶が自分で自分を刺す。立ち往生で死ぬ。
- 河合三郎を刺す大河。斬りかかる泰観。
- 冒頭ちょっと出て、下手にハケる。かなり後に上手から出てくる。上手の階段上がったところで義経に斬られる。階段に倒れこむように死ぬ。かなり最後に死ぬ方。ずぶ濡れになる。
- 一度みんな斬られて、殿だけピンスポット当たる。再び舞台の照明が付くと、全員復活してまた殺陣しながら幕が降りる。
- 復活したあとえだくん前髪かきあげる。
WITH LOVE
- 殿の英語の挨拶が流れる。
- 一人一人紹介。ぜいまどめいどJAEダンサーすのの順(たぶん)。
- えだくんトップバッター。
- ここですごい「フーーー!!!」とか声が上がる。
- 殿が出てきて、みんなハケて、WITH LOVE。
- 後ろのモニターに英詞。
- 2番から順にみんな出てきて踊る。いつもの。
- モニターは左半分に写真。個人写真はパンフの。グループ写真もある。右側には英詞。
- 全員出てくると、えだくんセンター。殿の真後ろ。
- 相変わらず首傾けまくってあざとい。にこにこ。
- 義経でずぶ濡れになってるから、髪の毛ぺっちゃんこ。センター分けっぽくなる。
- 最後河合の補佐でタッキーフライング。
えだくんかっこよくてかわいかったです。
銀座の天空の、短い夏
3ヶ月、なんだかとても忙しかった気がする、精神的に。まさかの新聞発表から、気づいたら振り込み締切だったし、気づいたら当落だったし、気づいたら雑誌はたくさん出てて、気づいたら8月になってた。そして、始まったと思ったら、終わってしまった。12日間は、とても短い。
ふぉ〜ゆ〜初の主演舞台「壊れた恋の羅針盤」が銀座博品館劇場で8/5〜8/16に20公演上演された。フランス•ニースの高級ホテルを舞台に、製薬会社の令嬢カトリーヌに一目惚れした若き研究者のアンリの恋を成就させるため、いとこで俳優のルベールがその友人の劇作家シャルルと謎のボーイ(?)のレオを巻き込んで奮闘するドタバタラブコメディー*1。
福ちゃん演じるアンリはこのストーリーの主人公。主演は4人だけど、主人公はアンリだと思う。ルベールにうまく乗せられたアンリは、ずっと不安気で怪訝な表情で、だけどカトリーヌに関することのときは一気にキラキラした顔になる。3人の計画がばれたときの「必死だったんだぞ!心臓止まるかと思ったんだぞ!」のアンリはもう本当に切なくて、可哀想だった。なのに、真相を知った後「それで、脚本は出来たの?」って言うのズルい。ただの優男。福ちゃんがただの優男とかつまんないけど、アンリだからただの優しい青年でかっこいい*2。翌日、カトリーヌと再会したアンリが「あなたは嘘をついてない」って言われた後の「同じだよ。この計画は僕が御曹司だってところから始まってる。」とか、「僕は君のお父さんの会社の社員になるんだ。社長令嬢なんてますます高嶺の花だ。」って言うのとか、せっかくカトリーヌが歩み寄ったのに、今度はアンリから遠ざかっていくのが、もうアンリがただの生真面目な好青年ですきだった。なのにそのあとすんなり初めて出会って付き合っちゃうのはなぜだ。でも、とりあえず、アンリはただの好青年だった。
辰巳くん演じるシャルルは良くも悪くもたつみくんだった。なんか、一番違和感ない。「よく間違われるけど違うよっ☆」とか「余計なことするなよっ!」とか、とにかく語尾に「っ」がついてる感じ。あざとい。さすがたつみくん。シャルル先生世渡り上手そうだな〜って思った。人のことよく見てる。劇作家なシャルルだけど、最初の方はあんまりそうは見えなくて*3、だんだんテンション上がって職業病出てきて、劇作家らしくなる感じだった。シャルルは物語を進めてく役割で、劇中でも劇作家として計画を考えてるわけだから、もちろんそうなんだけど、話を整理して突っ込んで次の展開に持ってくのはシャルルの役目だった。そしてシャルル先生はなんであんなにルベールが好きなんだろう?たった一度、栄誉ある賞を受賞した作品を占って、それに出てただけの、干されてる俳優になんでそこまで協力するんだろう。でもシャルルは常識あるように見えて、突拍子もないことするんだと思う。常識は持ってるけど、理性を超える感性を感じたらそっちしか見ないんだろうなって。じゃなきゃあんな計画乗らないでしょ。そう思うと、シャルル先生、ルベールみたいな人間おもしろがって好きそうで納得。
マツ演じるレオはすごく魅力的な役だったと思う。前半はいろんな役を演じていて、初見のときは頭からしばらくほんとに1人何役もやる役なのかと思った。ボーイのエドガー、記者のヨハン、ソムリエのエミリオ、ブリアン家の姉のマリアンヌ。どれもユニークでキャラが濃くて、でもどれもバラバラに印象が残ってる。そして売れない俳優のレオ自身に戻ると、愉快で楽しくて、でもさすがブリアン家の御曹司って感じのちゃんとした青年で、そのギャップも各々のキャラクターで取る笑いも、嫌な感じがなくて、気持ちよくレオの魅力になる。「もう話すこと残ってない!」や「褒められてんのかな!?」の言い方がすごくかわいかった。ラストにレオが御曹司だとばれたとき、いろんな伏線が繋がって、一気にそれまでとレオの存在感が変わって、美味しいと思った。「みんな盛り上がってたしー、シャルル先生に見てもらえるしー、楽しそうだったしー」っていうセリフも、相乗効果を生み出してる気がする。もしかしてレオは実はずっと客観的に3人を見てたのかな…?なにそれかっこいい。
そして、こしおかくん演じるルベールはチャラくて軽率で最低で信用度低いクズ。だけど、再起のために自分で舞台をやろうとしたり、結果的に自分のためだけどアンリの恋のために計画を作る行動力がある。カトリーヌもアンリに一目惚れしていたと知って大喜びしたり、シャルルの提案に感心したり、レオに黙ってろって言われて素直に黙ったり、カトリーヌに相手にされずいじけたり、蚊帳の外にされて拗ねたりする子供っぽさもある。そんなところがみんな結局嫌いになれない理由で、ルベールの魅力なんじゃないかな。あと、前記事を書き出していたら、ルベールのセリフの言葉の使い方が良いなって思った。他の人と比べてないから、みんなそうなのかもしれないけど、少なくともルベールはバカではないんだなって思った*4。ルベールの発する言葉は安易な言葉じゃない。ただ女口説いて口が上手いだけなのかもしれないけど。たぶん、ただのクズじゃない*5。でも、そんなルベールとまともに付き合ってくれるアンリとシャルルとレオはすごいいいヤツだなって思う。よかったね、ルベール。*6
世間知らずの貧乏研究者と、新進気鋭の将来有望な劇作家、家を捨て夢を追う売れない俳優、仕事を干されてるクズな俳優。バラバラな四人だけど、みんなそれぞれに魅力があって、愛おしくて、本当に「当て書きしたみたいだ」ったなぁと思う。
私的楽の日の挨拶がマツで、マツが喋り出すとさんゆ〜だけじゃなくて、共演者の皆さんもみんな笑顔でマツのこと見てて、そうやって、共演者にも愛される彼らをまた、わたしは好きになるんだろうな。うん。
ところで、そもそもわたしはふぉ〜ゆ〜を見に行ってるわけだし、コメディーだから単純に楽しくて、おもしろかったのだけど、1個だけどうしても解せない点があった。元ネタのわからない笑い*7や、疑問点もあるけど、それは流せるとして、ラストが一番引っかかるところだった。もう終盤のあたりで、アンリが「他人に認められるのは嬉しい」と言う。ベロニックが「人生嫌なことは忘れる」と言って、それをみんなが復唱する。また、シャルルが「芝居も結局は嘘だ。だけど、芝居の中の人たちの心は嘘じゃないと思っている」ということを言う。言いたいことはわかるけど、突然そんなメッセージ性を突きつけられて、少し困惑した。そこまでのコメディーの勢いどこ行った。
コメディーにしたって、コメディーとして成立させるのは難しいはずで。ド素人がコメディーやると、間合いとかテンポとか全然上手くいかなくて、面白くない*8。脚本が面白ければ面白くなるわけじゃないから、とても難しいものだと思ってる。でも、そう思った時、前にぴたラジで話していた、PLAYZONE in NISSAYのプレゾン学園のときに、トラジャをしごいた話を思い出した。4人でやるときは間とか気にならなかったけどって話。今回の舞台はそれがすごく生かされてるんだろうと思う。
兎にも角にも、無事ふぉ〜ゆ〜の夏が終わって良かった。真ん中に立つ彼らはかっこよかったし、また彼らをすきになったと思う。夏を終えて、12月がまたより一層楽しみになった。今、また新しいふぉ〜ゆ〜に期待してる。だからチケットくれ。切実に。
2015年の夏、まさか銀座が現場になるとは思わなかったし、クズに沸くなんて思わなかった。短いけど楽しい素敵な夏だった。銀座の天空にさようなら。
この先どんな新しい世界が見れるのか、期待を膨らませてくれた、楽しかった12日間と、今回関わった全てのひとに、感謝して、
壊れた恋の羅針盤に、乾杯!
Mémorandum de LeVert Aron
ルベール・アロンに関する覚え書き。
(全て記憶の底から引っ張り出してきてるのでかなりニュアンス。雰囲気で読むこと。なるべく時系列だけど微妙なとこも有り。)
- 「例の件、よろしくな」エドガー「心得ております」アンリ「…例の件って?」「今にわかる」
- 「ヨットが、ヨットが浮かんでるよ!!!」アンリ「ヨットも浮かぶさ浮力があるんだから!!!」
- アンリ「白い…透明な、花びらみたいな人だった…」「は?」
- 「白いレースのワンピースでも着てたってとこだろ」
- 「今まで数字と元素記号しか恋人の席に座らせなかったお前が、元素記号の集合体である生身の人間に恋をした」
- 「俺のファンに陸運局のお偉いさんの奥さんがいる」
- 「お前はとっさに車のナンバーを記憶した」アンリ「きっと気が動転してたんだ」「お前にしては上出来だ」
- 「俺だったらこう言うね」
- 「すみません。そちらの見目麗しきお嬢様はどちらのご令嬢でしょうか」
- 「その日は我らがばぁちゃんの80歳の誕生日だった。そんな中で1人、目が完全に逝っちまってる従兄弟がいる」
- アンリ「なんで君に話しちゃったんだろう」
- 「俺たちは今まさに薔薇色の航海に船を漕ぎ出したんだ」
- 「八月のニースの風は恋の香りに充ち満ちている!」
- アンリ「君のその口の上手さと行動力と女を転がす能力があればそれくらい余裕だろ!」
- 「いまぁ、ちょっと表立って動けなくてさぁ」(カモメの声)
- 「おっ、まるで芝居のようなタイミングだ」
- 「入ってくれ!」
- シャルル「その作品には、君も出てた」
- シャルル「僕の脚本が上手くいくか、羅針盤占いで占ってくれたんだ!」アンリ「そっち!?」
- 「シャルルはデュマの末裔なんだぜ」シャルル「よく間違われるけど違うよっ」
- 「アイヤー…ジュテーム…吉なら北、凶なら南………北だーーー!!!」シャルル「北ーーー!!!」
- 「俺は今表出たくないし!」
- (見得を切った後)「よし決まった」
- 「なんかあるだろ!教授に褒められた研究とか、よくできましたって花マルもらった論文とか!」
- 「適当にそこらへんの教授の論文コピペしてさぁ。…STAP細胞は、あります(裏声)☆」
- 「ほら見ろ。お前は国家が認めたブリアンなんだ!」
- アンリ「君がやればいいだろ!」「俺はもう世間に名前が知られちゃってるからさ」アンリ「芸名ってことにすればいいじゃないか」「その手があったか!」シャルル「身分証見せろって言われたらおしまいだよ」
- 「ちったぁネットニュースくらい見ろや!!!」
- 「お前今俺が怒鳴ったの聞いてた?」
- 「シャルルにはアンヌという婚約者がいる」
- 「察しが悪いな!つまり、お前の恋路を邪魔するやつはいないってことだよ」
- アンリ「そういえばジャンヌは?この間も連れてこなかったけど」「…しばらく会ってない」
- 「お前の執事も友人も完璧に演じてみせる」
- アンリ「君の中でこの計画の主人公は僕だよね!?君は脇役だ」「共演者、って言ってくれないかなぁ?」
- アンリ「小さい頃から君は自分の欲得のためにしか動かなかった。なに企んでるの!?」
- 「お前がお嬢様と上手くいったら、マリエール製薬に俺のスポンサーになって欲しいと思ってる。いや、今ちょっと苦しくてさ」
- 「来年やってどうする」
- 「時は金なり、恋は非現実」
- 「"恋はでまかせ大作戦"ってどうだ!?」アンリ「なんだか午前中にやってるどうでもいい韓流ドラマみたいだな」
- 「どっかで聞いたことあると思ったらお前の芝居じゃねぇかよ!」シャルル「お前も出てたじゃねぇかよ!」
- 「なるほど、やろう!」「やめよう!」
- 「お前が出ろよ」アンリ「僕の執事は完璧にやるんじゃなかったの!?」「お嬢様の前ではな!」
- 「そう、重役でもない限り会ったことあるわけ…あんの!?」
- 「こいつの母さんは作法の先生なんだよ!」
- 「俳優のルベール・アロンです…」
- アンリ「…マリアンヌです」「姉ですぅ〜。姉さんも応援してくれたんだよな〜!」アンリ「…フランダースです」「犬ですぅ〜」
- 「実はですね、彼は占い師なんです」
- 「では私が。」ヨハン「あなたは俳優では?」「弟子でもあるんです」
- 「占いなんて相手が喜ぶことを適当に言っておけばいいんだよ!俺だっていつもそうしてんだ!」
- アンリ「アーイヤー…サンチェー…嫌い!」シャルル「嫌い!」「嫌い!」
- 「ご趣味は?」
- レオ「こいつと違って全然売れてないんですけどね」カトリーヌ「こちらの方は売れていらっしゃるのですか?」
- 「今夜奢ってやるよ!」
- 「それはそれでおもしろいけどな」「あいつ大変だなぁと思って」
- 「あらまっちゃん」
- 「突然人の部屋に押しかけて、ちょっと無礼じゃありませんか?」
- 「こちらのお方をどなたと心得る!畏れ多くもブリアン一族の…」オーギュスト「ブリアンだとぉ!?」
- レオ「なぁどの役が一番良かった?」「お前自身の役!」
- カトリーヌ「心に決めた人がおります」「それは、やっぱり…俳優かなにか?」カトリーヌ「いいえ」ダンッ
- 「ちょっと待って」カトリーヌ「まだなにか?」「少し、いやほんの1分だけお時間いただけないでしょうか?あなたがアンリに対して申し訳ないと思っているのなら、この長い人生の中でほんの少しだけお時間を頂いてもバチは当たらないのでは?」
- 「おい聞いたかよ〜!!!」バチンッ「こんなめんどくさいことしなくて良かったじゃねーか!!!」アンリ「君が考えたんだろ〜!」
- 「お嬢さん、僕たちは嘘をつきました」カトリーヌ「嘘ですって!?」「ご安心ください、嘘といってもほんの些細なものです」カトリーヌ「それならいいのですが…私、この世で一番嘘が大嫌いなんです!」
- カトリーヌ「もうお会いすることはありません」
- 「…今回は縁がなかったってことで!」シャルルレオ「「うんうん」」
- 「なにしてくれたんだよ!?これこっちの骨董屋に売ればいい金になんだぞ!?」アンリ「売るつもりだったの!?」「あっ…」シャルルレオ「「バァカ!!!」」
- 「お前、俺が仕事干された原因知りたがってただろ」アンリ「もういいよ」「聞けよ」アンリ「聞きたくない」「聞いて!!!」アンリ「どうせ亭主持ちの女優と不倫でもして、そこに旦那が帰って来ちゃって、とっさにクローゼットに隠れたら旦那がなかなか出て行かなくて、舞台に穴あけて大問題にでもなったってとこだろ」「知ってたの!?」アンリ「当たったの!?…そりゃ仕事も干されるよ」
- 「つまり、今俺を使いたがるプロデューサーはいない。だけどこのまま忘れ去られるのは嫌だ。だから俺が自分で舞台を作ることにしたんだ。」アンリ「それってお金かかるんじゃないの!?」「1本くらいならどうにかなる。ばぁちゃんもすこしだけ出してくれるって言ってたし。その1本で、やっぱりルベール・アロンは演劇界に必要だと思わせるんだ。せっかくやるならコメディがいい。それもとびっきりのコメディ。それでシャルルに頼んで俺が主演の脚本を書いてもらうことになったんだ」シャルル「今彼を使いたくないって人もいるけど、僕が賞をとれたのは彼の演技のおかげでもあるからね」
- アンリ「それで、本は出来たの?」「え?」シャルル「…言っていいのかなぁ…傑作ができた!!!」ルベールレオ「「やったぁ!!!」」
- 「嘘をついたのは俺たち2人だからな」
- レオ「君は黙ってろ!!!」
- 「ちょっと待って。…話が早くてついていけない」レオ「黙ってろ!!!」シャルル「もういいこれから先は僕とレオで話を進めよう」
- 「なんでお前アンリって名乗ったの」
- 「なんでお前御曹司なんて嘘ついたんだよ」アンリ「殴るぞ」
- 「2人会わせればいいじゃないか!俺に任せろ」
- 「ちょっとそこどいて。…1+1は?」アンリ「2!」「÷2は?」アンリ「1!」カシャッ
- シャルル「もう余計なことはするなよ!!!」
- 「こいつずーっとお嬢様の話ばっかで」カトリーヌ「ずっと…?」シャルル「駅から来る間ずっとね!」「そうそう」レオ「黙ってろ!!!」
- 「では会わせて差し上げましょう!」シャルル「何するの!?」アンリ「知らない!」シャッ。ピッ。『弟をよろしくね』
- ベロニック「あなた俳優の」「ご存知ですか!?ルベール・アロンです」ベロニック「あんな事件起こしたあなたがいるんじゃ信用度低いわね」「どうせあたしは信用度の低い問題児ですよ!!!」
- 「やったな!」アンリ「うん!」シャルル「おい!」
- 「アンリがあなたに会うためにはこうするしかなかったんだよ、嘘でもつかなきゃ一生ムリなんだよ!」ピッ『弟をよろしくね』
- ベロニック「あの俳優はどうしたの」レオ「あいつは信用度が低いので遠慮させました。今アンリに付き添ってます」ベロニック「それが正解ね」
- オーギュスト「この計画を考えたのは誰だね?」レオ「信用度の低いルベールです」
- シャルルレオルベール「「「ごめんなさい!!!」」」
- レオ「黙ってろ!!」
- 「どうせあたしは信用ございませんよ!!!」
- ダンッ「ない」
- レオ「弟はエドガー。俺はエドガワー」「黙ってろ!!!」ベロニック「やっと言えたわね」「はいっ」
- レオ「俺はブリアンの息子だからとかじゃなくて、自分の力で俳優としてのし上がっていくんだ!」「のし上がれてねーじゃん」
- 「お前、俺の舞台に金出せよ」レオ「俺は勘当されてるから金ねーもん」…バシッ「兄貴の役がかかってんだ、出すよな?」レオ「エドガー、頼む!」エドガー「…会社からは出ないと思うので僕が小さい頃から作ってある口座から…」「おぉ、すごいねー」
- 「この部屋も兄貴のなんだから、代金も安くしてくれよな?」エドガー「…会社からは出ないと思うので僕が小さい頃から作ってある口座から…」「口座いくつ持ってんだよ!」
- 「おじさんとおばさんに連絡したのか?」アンリ「あとでするよ」
- ベロニック「人生嫌なことは忘れる!」「「「「人生嫌なことは忘れる」」」」
- 「シャルル、お前はいいヤツだ!!!」
- シャルル「僕はこれからも君が主役の脚本を書くよ」
- シャルル「君はほんとに最低だな!!!」
- レオ「(覚えてないので省略*1 )金のあてができたクズ男のルベール、そのスポンサーになったエドガー、その兄の私!さらに、オーギュスト社長の会社のますますのご発展と、ベロニック会長のご健康!そして壊れた恋の羅針盤に、乾杯!!!」
*1:"それでは、恋が実った若いカップルと、アンリの就職、脚本が完成したシャルル、"みたいな感じ